猫のルーツ
ネコのルーツをざっくり紹介!
「ミアキス」 約5000万年~6500万年前
ネコの祖先。
ヨーロッパあたりで生息し、はじめは木の上で生活をしていました。
イヌなどの肉食獣の共通祖先ともいわれています。
その後、ヨーロッパからアジアに生息したのではないかと様々な諸説がありますが、はっきりとしたことはわかっていません。
「リビアネコ(リビアヤマネコ)」 約60万年~90万年前
最終的にイエネコに進化したのはリビアネコといわれています。
人懐っこいのが特徴で、今もアフリカやアラビア諸島の砂漠地帯に住んでいます。
猫の能力
耳
高い音を聞き取るのに優れています。
耳の先にある「房毛(ふさげ)」はリンクスティップともいわれ、音波や風の方向を感じたり、人に感じ取れない音を捉えることもできます。
口
舌はザラザラとした「糸状乳頭(しじょうにゅうとう)」という突起があり、グルーミングに最適。
人間と違って甘味は感じることができず、塩味、酸味、苦みなどを感じているといわれています。
乳歯は26本、永久歯は30本。
特に目立つのは鋭くとがった犬歯(4本)で、獲物を仕留めたり、肉を引き裂いたりすることにも使われています。
鼻
人間の数万倍も嗅覚が優れ、味覚の足りない部分を補っているといわれています。
アロマを焚いたり香辛料のニオイが強いと嗅覚が麻痺してしまう可能性があります。
刺激臭や柑橘系、洗剤などのニオイは好きではありません。
目
視力はよくありませんが、人間よりも光感度、動体視力に優れています。
そのため、暗いところや素早く動くものを捉えることが得意です。
また、網膜の後ろにタペタムという反射板が備わっているため、少しの光量でも明るく見えるようになっています。目がキラリ☆
ヒゲ(触毛)
神経が集中している部位なので、ちょっとした刺激でも感じることができます。
主に、バランスを取るための平衡感覚、振動を察知して獲物の気配を感じ取る機能が備わっています。
ヒゲが無くなると能力が落ちてしまうので、切るのはNG!
しっぽ
バランスをとる役割、嬉しい、怒る、好き、嫌いなどの感情表現、体に巻き付けて温めるなどの役割があります。
魔女狩り?!
むかし、ヨーロッパにキリスト教が広まった頃、ネコは魔女の使いだ!という勝手な考えで、たくさんのネコが殺されてしまいました。
しかし、その影響で病気を運ぶネズミが増えてしまい、人々に病気が蔓延。
結局ネコは大切に扱われるようになったのです。(罪なきネコを返せー!!)
ホントは魚が好きじゃない?
飼われている場所によってネコの好物は様々。
日本の場合は海に囲まれているため、魚を食べることが多かったようですが、違う地域では違った種類のお肉を食べています。
もしかしたら、魚ではなく鳥やネズミが好物というイメージがついていたかもしれません。
ウンチは隠す?隠さない?
トイレの中でウンチをすると砂をかけて隠すことが多いです。
これは自分の縄張りが他の動物に知られないようにする習性ですが、縄張り以外では隠さず知らんぷり。
綺麗好きなのに・・・
三毛猫のオスに出会えたら幸運?
白・黒・茶の3色の三毛猫。
オスは3万頭に1頭の確率でしか生まれないといわれています。
理由は、「毛色が3種類の遺伝子」と「オスの遺伝子」を同時にもつことがないからです。
まれに突然変異によってオスが生まれる場合があるため、出会えたら幸運かもしれません☆
男の人と子どもは苦手?
ネコの鳴き声は高い音のため、高い声を好む傾向にあるといわれています。
反対に低い音は聞き分けにくく苦手な音のため、男性の声やドライヤーなどは少し苦手。
また、大きな音も苦手なので、騒いだりする子供もちょっぴり苦手だったりします。
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