今回は、軌道とポジショニングについて紹介をしていきます。
【テニスの戦術】軌道（ネット上の通過点）を意識しよう！
まずはこの３種類を習得しましょう！
①低い軌道
②ベースとなる軌道
③高い軌道
ポイント① ネットミスを減らすことができる。
落下点だけを意識した場合と、ネット上の通過点を意識した場合ではネットミスの差が違います。まずは、最初の関門であるネットミスを軌道を意識することで減らしていきましょう！
さらに、ネット上の通過点が上がれば自然と深いショットの確率が上がるため、ミスを減らしつつ相手のプレーを抑えていくことにも繋がります。
ポイント② 戦術のバリエーションが増える。
高い軌道のボールでは、相手コートでのバウンドが高くなるため、相手をより動かすことができます。また、追い込まれた時に高い軌道を打つことで、相手が返球するまでに時間を作ることもでき、ポジションを戻すことが可能となります。
攻撃的な低い軌道では、相手の時間を奪うことでミスを誘うことができます。
しかし、同じショットを打ち続けたとしても相手が慣れてしまえば効果的なショットにはならず、ネットミスのリスクも高くなっていきます。
ベースとなる軌道と合わせたり、相手を動かしてから打っていくことでより効果的なショットとなります。
＋の技術
トップスピン
バウンドしてから加速が加わることでより相手を動かすことができます。
しかし、スピンが掛かり過ぎてしまうとネットミスや短いショットとなりやすいので、練習の時は、ネット上の通過点を意識しながら行うようにしていきましょう。
スライス
スライスはフラットやトップスピンに比べ、相手に届くまでの時間を作ることできます。そのため、追い込まれた状況でスライスを使えればポジションを戻すことも可能となります。
さらに、トップスピンとは違いバウンドを抑えることができるため、他のショットと混ぜていくことで相手のミスを誘うことも可能です。
軌道（ネット上の通過点）を意識するだけでも上記のような戦術のバリエーションが増えてきます。良ければトライしてみてくださいね！
【テニスの戦術】ポジショニングを意識しよう！
テニスでは左右の動きだけでなく、前後の動きも必要となります。
いつものポジションよりも一歩前、一歩後ろにいるだけで相手の感じ方、自分の感じ方が大きく変化していきます。あまり意識したことがない方は少しずつトライしてみましょう！
３種類のポジションを使い分けてみよう！
①ベースとなるポジション（ニュートラル）
②守りのポジション（ディフェンス）
③攻撃のポジション（オフェンス）
①ベースとなるポジション（ニュートラル）
このポジションは、攻撃と守りのどちらにも展開できるポジションとなります。
軸となるポジションなので、安定したプレーができるように意識していきましょう。
②守りのポジション（ディフェンス）
ポジションを下げることで時間を作ることができます。そのため、相手の攻撃的なプレーにも対応しやすくなりますが、角度がついたショットの場合は①の時よりも距離が遠くなってしまいます。
③攻撃のポジション（オフェンス）
ポジションを上げることで相手の時間を奪うことができます。
相手を追い込んだ時にポジションを上げておくことで、相手が戻ってくる前や準備する前に返球することが可能となります。しかし、ポジションを上げることで自分が打つタイミングも早くなるので、どういったボールが返ってくるのかを予測していく必要があります。
以上、軌道とポジショニングでした(^^)/
おすすめの記事はコチラ！
コメント