【テニス】上達を加速させるコツ
今回は、上達を加速させるコツとポジショニング・展開力が身に付くラリーメニューを紹介します。
指導者の伝えたいコツや感覚というのは、選手になかなか伝わらないものです。
コーチは一生懸命、同じ言葉、同じ方法を使って伝えるわけですが、「こういうことか!」とわかるまでに、人によっては何千時間と掛かってしまう場合もあります。
基礎は大事!何千時間、何万時間と練習を続けなさい!
このように言われ続けてきましたが、早く上達できる方法があるならそれに越したことはないですよね。
上達を加速させるために、リコンソリデーションを意識してみましょう!
※リコンソリデーション
少しだけ変化を与えて反復をしていくこと。
単純な反復と比べると、変化を与えている反復の場合が高い効果を発揮すると科学的にもいわれています。
少しだけ変化を与えて反復をしていくこと。
単純な反復と比べると、変化を与えている反復の場合が高い効果を発揮すると科学的にもいわれています。
例えばストロークを上達させる方法として、
例:ストロークを上達させる
感覚 例:インパクトで「ブンッ」とラケットヘッドが加速するイメージをしてみる。
方法 例:メディシンボールを使う。
感覚 例:インパクトで「ブンッ」とラケットヘッドが加速するイメージをしてみる。
方法 例:メディシンボールを使う。
いつものストローク練習で、上記のような感覚・方法のどちらかでアプローチをしてみます。
すると、感覚では「ラケットが楽に振れるようになった!」「ボールスピードが上がった!」と感じられるかもしれません。
また、方法ではメディシンボールを使用したことで「身体の回転動作がイメージできた!」「手打ちがなくなった!」といったようなコツを掴むことができるかもしれません。
同じ動作でも少しずつ変化を与えてコツを掴みやすいにしてみましょう。
また、テニスでは多様な変化に対応する必要があります。
そのため、反復練習の中でも違った変化があることにより高い効果が発揮できます。
変化があれば子供の集中力が切れてしまわない工夫にもなるので、ぜひトライしてみましょう‼
最後に、「コレだ!」と思えるコツを掴むことができたら、固定させていく作業も必要です。その場合は、同じ感覚・方法での練習をしばらく続けてみましょう。
【上達】ポジショニング・展開力が身に付くラリーメニュー
ラリーメニュー① 5分~7分程度
ストレートラリーの時にベースライン(赤色の線)を足でタッチします。
青色の枠に入った場合には、展開できるか判断しネット前へ行きましょう。
前に入ったらポイントゲームです。
効果
・攻められないように深いショットを意識できる。
・ポジションを戻さなければいけないので、時間を作るショット(高い軌道やスライス)が身につく。
・相手がポジションを戻す前に返球できる。
・前への展開力が身につく。 など
・攻められないように深いショットを意識できる。
・ポジションを戻さなければいけないので、時間を作るショット(高い軌道やスライス)が身につく。
・相手がポジションを戻す前に返球できる。
・前への展開力が身につく。 など
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ラリーメニュー② 5分~7分程度
クロスラリーの時に、センターマークからおおよそラケット1本半ほどの位置にコーンを置く。ラリーメニュー①と同様に返球後コーンの位置まで戻るようにする。
青色の枠、緑色の枠に入った場合には、展開できるか判断しストレートへ返球しましょう。
ストレートに展開した後はポイントゲームです。
青色の枠、緑色の枠に入った場合には、展開できるか判断しストレートへ返球しましょう。
ストレートに展開した後はポイントゲームです。
効果
・ラリーメニュー①と同じ
・コート外に動かすショットを意識できる。
・クロスラリーでのポジショニングが身につく。
・ストレートへの展開力が身につく。 など
・ラリーメニュー①と同じ
・コート外に動かすショットを意識できる。
・クロスラリーでのポジショニングが身につく。
・ストレートへの展開力が身につく。 など
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ラリーメニュー③ 5分~7分程度
ラリーメニュー①と②を意識しながら全面で行っていきましょう。
基本的には緑色の枠を狙い、展開できると判断すればネット前やストレートに展開していきましょう。
6球目までは緑色の枠を狙うなどの条件をつけても良いかもしれません。
以上、技術向上を加速させるコツとポジショニング・展開力が身に付くラリーメニュー
でした!
でした!
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