テニスコーチに資格は必要?
私は、7~8年ほど前に、テニスコーチの資格を取得しました。
テニス協会かテニススクールから勧められたことがきっかけだったと思います。
※テニスコーチになるために必要な資格はありません。
・テニス指導員(現:公認テニスコーチ1)
・テニスコーチ(現:公認テニスコーチ3)
・テニス上級コーチ(現:公認テニスコーチ4)
・C級?審判員
結論からいうと、活動の仕方によって資格が必要かどうかが変わってきます。
私の場合、レッスン中心だったこともあり、資格にメリットを感じることができませんでしたが、外部活動の多いコーチ(試合帯同や地域のイベントなど)は資格を持っていることで活動の幅は広がるでしょう。
これだけだと内容が薄いので・・・、資格取得に必要な講習や実技講習がどういったものなのか、覚えている範囲で紹介をさせていただきます。(今とは内容が異なっているかもしれません。)
テニス指導員(現:公認テニスコーチ1)
公認テニスコーチ1は、基礎的な内容なのでテニス経験者は取得しやすい資格です。
内容は、基礎講習と実技講習。
実技講習は、テニスコートでボール出しをしたりと基本的な指導を受けます。
最後にテストはありますが、基礎講習をしっかり受講していれば問題はないかと思います。
資格を取得できれば、上位資格者の監督の下、地域でのテニスイベントや初心者の指導にあたることができます。
テニスコーチ(現:公認テニスコーチ3)
内容は、対象に応じた指導(レッスンプログラムの作成など)の実践が求められるので、難易度は高いです。
筆記テストは科目も多く、内容も難しかったです。
テニスコーチ4(現:公認テニスコーチ4)
公認テニスコーチ4では、都道府県もしくは地域のテニス協会の推薦と日本テニス協会の承認がなければ受講することはできません。
そのため、公認テニスコーチ3に比べ、テニスでの受講者はかなり少ないです。
当時は、東京?で共通科目(3~4日ほど)の受講、味の素ナショナルトレーニングセンターで専門科目(4~6日ほど)の受講をしました。
その前にも共通科目の講習があったかもしれません。
※資格を取得するためには、共通科目と専門科目のどちらも合格する必要があります。
どちらか不合格の場合は、次回受講時に不合格の科目だけ受講することになります。
共通科目
共通科目は、他スポーツの受講者と一緒に勉強をします。
グループディスカッションなど、期間中の交流で学べることはたくさんありました。
共通科目は座学のみで、筆記テストはしていません。(課題提出はあったかもしれません。)
専門科目
専門科目は、座学とテニスコートでの実技講習があります。
1日のスケジュールは、午前が座学、午後が実技といった形で、日によって入れ替わっていました。
座学は、最終日に筆記テストがあります。
期間中に学んだ内容でしたが難しいです。
実技講習もテストがあり、最終日に決められたテーマでレッスンを行う必要があります。
公認テニスコーチ1や3で学んだ安全管理、対象に応じた指導の実践など、総合的な指導とトップジュニアを指導するためのスキルがあるか判断されると思います。
C級?審判員
C級?審判員については、かなり前なので詳しくは覚えていませんが・・・。
テニス指導者として知っておくべき内容でもありますし、指導でも活かすことができるので受講をおすすめします。
最後に
7~8年ほど前のことなので、現在と違っている部分も多々あるかと思います。(名前も変わっているので・・・。)
はじめにも書きましたが、地域のイベントや講習会に参加をしたことはありますが、レッスン中心だったこともあり、資格を有効活用することはできませんでした。
地域での活動や引率帯同の多いテニスコーチであれば、取得するメリットがあると思います。
※受講するにあたって、公認テニスコーチ3や公認テニスコーチ4は1週間~2週間ほどレッスンを休む必要があります。
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