ネット・SNSは危険がいっぱい
今は、小さな子供でもSNSをするのが当たり前になってきました。
多くの著名人、企業も利用しているし、友達もいる。
一見、クリーンなイメージを持つことができますが、実際は詐欺や悪質な勧誘と多くの危険が潜んでいます。
ちょっとしたコメントが、ネットいじめの対象になってしまうことも・・・。
子供にスマホを持たせるときは、ネットやSNSが危険だということを理解してもらい、親子でルールを決めておきましょう。
SNSでトラブル?!こんな危険が・・・
・【公式】アカウントなのに危険?
似たような文字や配置をずらして、公式アカウントのように見せる偽アカウントは非常に多いです。
フォローする場合は、公式サイトの情報と照らし合わせたり、アカウント開設日やフォロワー数を確認してから行いましょう。
・SNSで誘拐?!
SNSは、プロフィール欄にある性別、年齢、趣味など、簡単に嘘を書くことができます。
気が合うと思いフォローをしてみると、直接連絡がきて「会いましょう。」という流れになってしまうこともあります。
・お金や電子マネー配り、フィッシングメールに注意!
お金や電子マネーが当たる懸賞やPS5やSwitchといった子供が欲しくなるような懸賞は、毎日のように投稿されています。
当選しました!というメッセージは詐欺の可能性もあるため、怪しいアドレスにはアクセスしないようにしましょう。
・一気にフォロワーが増える
SNSに登録してしばらくすると、突然フォロワーが増えることがあります。
フォローした人から怪しいアカウントへ紐づいている可能性があるので、ダイレクトメッセージがあったとしても返信しないようにしましょう。
・誹謗中傷
面白半分で相手を傷つけたり、周りに流されて一緒に傷つけたりするコメントは多いです。最悪の場合、自殺に追い込んでしまう可能性があることを理解しておきましょう。
相手が傷つくようなコメントは逮捕されます。
友達がやっていたから!では済まされないので絶対にやめましょう。
・個人情報が漏れてる?!
投稿内容に学校名や本名などを書くと、知らない人へ個人情報を渡してしまうことになります。
また、写真や動画からも個人情報が漏れてしまう可能性があるので、場所が特定できるような投稿は控えましょう。
(スマホの位置情報が画像自体に残っていることもあります。)
・肖像権、著作権侵害のリスク
写真や動画に写り込んだ人を、特定できる状態で投稿すれば肖像権の侵害にあたります。
また、無断で撮影した写真や動画、スクリーンショット、転載(画像・音楽)などは、著作権の侵害になるので気をつけましょう。
・アプリのDLも危険!
SNSに載っているアドレスからアプリのDLをすると、ウイルスに感染してしまう可能性もあります。
知らないメッセージが届くようになったり、画面が操作できなくなってしまうなど、悪質なアプリが原因でトラブルになってしまうので注意しましょう。
子供にスマホを持たせるときのルール
子供がスマホを持つ場合、ルールを決めておかなければ上記のようなトラブルを起こしたり、巻き込まれてしまう可能性があります。
1.スマホの使用時間を決めましょう。
小学校低学年のうちは、お出掛けするときだけに限定したり、電話機能だけにするのもおすすめです。
ネットやSNSが使用できるスマホを持たせる場合は、1日の使用時間を決めておきましょう。
2.スマホの使用場所を決めましょう。
見てはいけない画像や動画の視聴、知らない人と連絡を取ってしまうこともあります。
スマホの使用はリビングで。と決めておくなど、使う場所も決めておきましょう。
3.個人情報を伝えたり、会わないようにしましょう。
個人情報が特定できるような写真・動画の投稿や、肖像権・著作権を侵害するような投稿、引用RTには気をつけましょう。
SNSから犯罪に巻き込まれてしまうこともあるので、知らない人とのやり取りや会うことはやめましょう。
4.何かあったら、すぐに相談をしましょう。
問題が起きても、怒られるかもしれないと隠してしまうこともあります。
困ったことがあれば、すぐに相談するように伝えておきましょう。
5.フィルタリング機能を使いましょう。
フィルタリング機能を使用すれば、有害なサイトの閲覧や個人情報の漏洩リスクを軽減することができます。
また、フィルタリングアプリを使えば利用時間の制限、使用状況を確認することもできます。
年齢によって、スマホの使用頻度や自己管理能力は違ってくるので、必要に応じてルール変更をしていきましょう。
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